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カニは、栄養価がないと言われることもあれば、栄養価が高いスーパーフードと言われることもあります。実際に、カニの栄養価は高いのかやどんな栄養素が含まれているのか気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、50年以上にわたり鳥取県でカニの加工業を営む前田水産が、カニの栄養素について紹介します。カニを食べることで期待できる健康効果やカニの種類による栄養価の違いも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
「カニには栄養がない」「カニは体に悪い」と言われることもありますが、実際にカニの栄養価は高く、体に悪いといったことはありません。
カニは甲羅などの食べられない部分が全体の重量の70%を占めるので、食べられない部分も含めた全体で考えると栄養が少なく見えるようです。
また、カニにはカリウムとプリン体が含まれますが、他の魚介類と比べて特段多く含まれているわけではありません。
むしろ、他の食材では摂取しにくい栄養素も豊富に含まれているので、一緒にカニの栄養素を確認していきましょう。
文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」によるとカニに含まれる栄養価は以下の通りです。
成分名 |
栄養価 |
カロリー |
59kcal |
たんぱく質 |
13.9g |
コレステロール |
44mg |
脂質 |
0.4g |
炭水化物(糖質) |
0.1g |
灰分 |
1.6g |
ナトリウム |
310mg |
カリウム |
310mg |
カルシウム |
90mg |
マグネシウム |
42mg |
リン |
170mg |
鉄 |
0.5mg |
亜鉛 |
2.6mg |
銅 |
0.35mg |
ビタミンE |
2.1mg |
ビタミンB2 |
0.60mg |
ナイアシン |
8.0mg |
ビタミンB12 |
4.3μg |
葉酸 |
15μg |
食塩相当量 |
0.8g |
※生の状態のずわいがにを基準にしています。
※成分は100gあたりの数値です。
タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5つは五大栄養素と言われます。カニは、五大栄養素の中でもタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれます。成分表のカルシウム、リン、ナトリウムなどがミネラルにあたる栄養素です。
栄養が偏らないように、バランスのよい食事を心がけるのが基本ですが、カニは不足しがちなビタミン類やミネラルが摂取できる栄養価の高い食材と言えるでしょう。
成分表をみても実際にどんな効果が期待できる栄養素なのかイメージできる人は少ないでしょう。カニの栄養素の中でも代表的な栄養素と期待できる効果効能を紹介します。
カニは、カロリーや糖質、脂質が低くて、たんぱく質が豊富なのでダイエット中の人やトレーニング中の人におすすめです。
近年、ダイエット食材としても注目されており、バランスよく栄養を摂りながら健康的にやせたい人に人気があります。
加えて、カニには食物繊維が含まれないので、消化しやすくて胃に負担をかけにくいという利点もあります。たんぱく質は、筋肉や臓器のもとになる栄養素なので、ダイエット中でない人にとってもメリットが大きいです。
カニには、美容によいと言われているアスタキサンチンとビタミンEが含まれています。アスタキサンチンとビタミンEにはどちらも強い抗酸化作用があり、お肌のアンチエイジングが期待できます。
抗酸化作用のある栄養素は、お肌の老化だけでなく、体内の老化を防ぎ、動脈硬化や肥満予防の効果も期待できるので、美容に興味がない人も積極的に摂取したい栄養素です。
他にも、皮膚の新陳代謝を促進する亜鉛やホルモンバランスを整えるセレンが含まれていたりと、カニにはお肌に嬉しい成分が豊富に含まれています。
カニには、骨や歯を構成する重要な栄養素であるカルシウムも含まれています。骨の成長が活発な成長期の子どもはもちろん、大人も骨粗しょう症の予防になるので、積極的に摂取していきたいです。
また、カルシウムは骨や歯をつくるだけでなく、神経を安定させる作用や筋肉の収縮を助ける作用もあります。
特に、カニの殻に豊富に含まれるので、カルシウムを摂取したい人は殻ごと焼いて食べると殻に含まれるカルシウムを摂取しやすくなるのでおすすめです。
カニには、肝臓機能を助けるタウリンが含まれます。栄養ドリンク剤に含まれているタウリンですが、肝臓の細胞である肝細胞の再生を促進する作用や胆汁の分泌を助ける作用があると言われています。
肝臓が正常に働くことで、疲労回復や糖尿病の予防にもつながります。カニの中でも特にカニ味噌の部分にタウリンが豊富に含まれます。
カニには、豊富な種類の栄養素が含まれ、他の食材では摂取しにくい希少な栄養素もあるので、美味しいだけでなく栄養面でもおすすめの食材です。
成分一覧表では、ズワイガニを例に出しましたが、カニの種類によって栄養価が異なるのかについても解説します。
主要な種類のカニの栄養価の比較は以下の通りです。
カロリー |
たんぱく質 |
カルシウム |
ビタミンB12 |
ビタミンE |
|
ズワイガニ |
59kcal |
13.9g |
90mg |
4.3μg |
2.1mg |
タラバガニ |
56kcal |
13g |
51mg |
5.8μg |
1.9mg |
毛ガニ |
67kcal |
15.8g |
61mg |
1.9μg |
2.2mg |
ワタリガニ |
61kcal |
14.4g |
110mg |
4.7μg |
1.8mg |
※すべて生の状態を基準にしています。
※成分は100gあたりの数値です。
比較してわかる通り、カニの種類による栄養素の違いはあまり大きくありません。ただし、ズワイガニとワタリガニにカルシウムが豊富に含まれていたり、タラバガニにビタミンB12が豊富に含まれていたりとカニの種類によって多少異なる部分もあります。
摂取したい栄養素が決まっている人は、摂りたい栄養素に合わせてカニを選ぶのもおすすめです。
Creamy Crab(クリーミークラブ)は、カニドリアやカニクリームソースなどのカニクリーム商品を専門に製造/販売しているカニクリーム専門店です。50年以上にわたり鳥取県でカニの加工業を営む前田水産が運営しており、品質にこだわったカニクリーム商品を日々開発しております。
カニクリーム専門店Creamy Crabの3つのこだわりをご紹介します。
鳥取県産の紅ズワイガニは、上品な甘味とジューシーな味わいが特徴的です。Creamy Crabでは、紅ずわい蟹本来の甘味や旨味を活かすため、身入りや大きさなど一定の基準を満たしたカニを厳選してカニクリーム商品に使用しています。
そのため、Creamy Crabのカニクリームはカニの風味だけでなく、ふっくらした食感やカニの旨味がしっかりと感じられます。
カニだけでなく、ミルクも素材にこだわって製造しています。Creamy Crabでは、「白バラ牛乳」で有名な鳥取県の大山乳業のミルクとバターを使用しています。
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Creamy Crabは、50年以上にわたり鳥取県でカニの加工業を営む前田水産が運営しています。年間約300万枚のカニを扱うカニの専門家が、製法にこだわったカニクリーム作りをおこなっています。
新鮮なカニを蟹の茹で汁でボイルすることでおいしさを濃縮し、蟹味噌を惜しみなく隠し味に使い、深みのある味わいに仕上げるなど、独自の製法で、カニ本来のおいしさを引き出しています。化学調味料を使わず、自然の素材のみで仕上げているので、健康面でも安心です。
今回は、カニに含まれる栄養素やカニを食べることで期待できる健康効果について紹介しました。バランスのよい食事が基本ですが、カニにはダイエットや美容の効果が期待できると言われている栄養素が豊富に含まれているので、健康や美容に気をつかっている人にもおすすめです。
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